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三峯神社~由緒と祭神

記事Mar.20th, 2019
Jan. 26th,2020
訪れた神社の詳細についての備忘録。埼玉県秩父市にある三峯神社は日本武尊が創建したと伝えられる神社で独特な山犬信仰で知られます。三峯神社の歴史と祀られる神様について。
訪れる時は公式の情報を確認してください。
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由緒

三峯神社の創建は景行天皇41年(111年)であると伝えられています。皇子日本武尊が景行天皇に東征に遣わされた際に碓氷峠に向かう途中で立ち寄ったこの地の山川が清く美しい様子を見てこの国を産んだとされる伊弉諾尊、伊弉册尊を偲んで二神を祀るお宮を造営したのが始まりといわれています。日本武尊の死後、景行天皇が東国を巡幸した際に上総国(現在の千葉県)で三山高く美しく連らなるこの地を“三峯山”と名付け、社には“三峯宮”と名付けたと伝えられています。三峯山の三山は現在の白岩山、妙法ヶ岳、雲取山です。

第42代文武天皇の御代(697年~707年)には修験道を創始した役小角が伊豆から三峯山に往来して修行したと伝えられており、このころから三峯山は修験道の場にもなりました。天平8年(736年)に国中に悪病が流行した際には聖武天皇が諸国の神社に病気平癒を祈るとともに皇后が諸国の霊山に観音を祀りましたが、その時三峯神社にも別殿を建立して観音像を祀らせました。やがてこの別殿は三峯山本堂となり、平安時代には弘法大師が淳和天皇の勅命を受けて十一面観音像を奉祀し、次第に神前奉仕も僧侶によって行われるようになりました。

東国武士による篤い信仰をうけて繁栄しましたが、正平7年(1352年)には初代室町将軍足利尊氏との合戦(武蔵野合戦)に敗れた新田義興が三峯山に身を潜めました。このことが足利尊氏の怒りにふれて社領を没収され、その後140年のあいだ衰退しました。文亀2年(1503年)になって修験者の月観道満が荒廃を嘆き、27年という歳月をかけて全国を行脚して資金を募り、天文2年(1533年)に社殿を再建しました。後奈良天皇から「大権現」の神号を授けられ、以後三峯山は天台修験の関東総本山とされて隆盛しました。

江戸時代には徳川家などの崇敬を受けて再び繁栄しました。農作物を猪などから守る神使として崇められた狼が次第にこの狼が盗戝や災難から守る神とされるようになり、狼の護符を受けることが流行し、参詣するための講も各地に組織されました。

神仏習合の場となっていた三峯神社ですが、明治時代の神仏分離で寺院を廃して今の形となりました。

祭神

三峯神社の主祭神は伊弉諾尊いざなぎのみこと伊弉册尊いざなみのみことです。この二神は日本国土となる多くの島々を生み、さらには川、風、野などの森羅万象の神々を生み出しました。

三峯神社を創建したとされる日本武尊やまとたけるのみことは東征の際にこの三峰の地の山川が清く美しい様子を見てこの国を産んだ伊弉諾尊と伊弉册尊を偲んでこの地に二神を祀りました。

伊弉諾尊について詳しくはこちら。
伊邪那岐命|kami-sama|learning 'jinja'

伊弉册尊について詳しくはこちら。
伊邪那美命|kami-sama|learning 'jinja'

ご利益

夫婦神を祀ることから夫婦和合家内安全縁結びにご利益があると言われています。

また、御眷属様として祀られる山犬は五穀豊穣火難除け盗難除け諸難除けの神様でもあります。

摂末社

境内社

本殿右側に大小24の社殿が並びます。

祖霊社それいしゃ
祭神:開山以来の祖霊
国常立神社くにとこたちじんじゃ
祭神:国常立尊くにとこたちのみこと瓊瓊杵尊ににぎのみこと神倭岩余彦尊かんやまといわれひこのみこと
日本武神社やまとたけるじんじゃ
祭神:日本武尊やまとたけるのみこと
国常立神社
日本武神社
伊勢神宮いせじんぐう
祭神:天照皇大御神あまてらすすめおおかみ豊受姫大神とようけのおおかみ
月讀神社つくよみじんじゃ
祭神:月夜見命つくよみのみこと
猿田彦神社さるたひこじんじゃ
祭神:猿田彦命さるたひこのみこと天宇受賣命あめのうずめのみこと
塞神社さいじんじゃ
祭神:八衢彦神やちまたひこのかみ八衢姫神やちまたひめのかみ久那斗神くなどのかみ
鎮火神社ひふせじんじゃ
祭神:火産靈命ほむすびのみこと水速女命みずはやめのみこと埴山姫命はにやまひめのみこと
厳島神社いつくしまじんじゃ
祭神:市杵嶋姫命いちきしまひめのみこと
杵築神社きづきじんじゃ
祭神:大国主命おおくにぬしのみこと事代主命ことしろぬしのみこと
琴平神社ことひらじんじゃ
祭神:大物主神おおものぬしのみこと崇徳天皇すとくてんのう
屋船神社やふねじんじゃ
祭神:屋船豊受姫命やふねとようけひめのみこと
稲荷神社いなりじんじゃ
祭神:宇迦御靈命うかのみたまのみこと
浅間神社せんげんじんじゃ
祭神:木花開耶姫命このはなさくやひめのみこと
菅原神社すがわらじんじゃ
祭神:菅原道眞すがわらみちざね
諏訪神社すわじんじゃ
祭神:武御名方命たけみなかたのみこと
金鑚神社かなさなじんじゃ
祭神:天照皇大御神あまてらすすめおおかみ素戔嗚神すさのおのかみ
安房神社あわじんじゃ
祭神:天太玉命あめのふとだまのみこと
御井神社みいじんじゃ
祭神:水速女命みずはやめのみこと
祓戸神社はらえどじんじゃ
祭神:瀬織津姫命せおりつひめのみこと速開都姫命はやあきつひめのみこと氣吹戸主命いぶきどぬしのみこと速佐須良姫命はやさすらひめのみこと
伊勢神宮
並ぶ末社
東照宮とうしょうぐう
祭神:徳川家康とくがわいえやす
春日神社かすがじんじゃ
祭神:武甕槌命たけみかづちのみこと天兒屋根命あめのこやねのみこと齋主命いわいぬしのみこと比賣神ひめがみ
八幡宮はちまんぐう
祭神:誉田別命ほんだわけのみこと息長帶姫命おきながたらしひめのみこと比賣神ひめがみ
秩父神社ちちぶじんじゃ
祭神:八意思兼命やごころおもいかねのみこと知知夫彦神ちちぶひこのかみ
大山祇神社おおやまつみじんじゃ
祭神:大山祇命おおやまつみのみこと
東照宮
春日神社、八幡宮、秩父神社
大山祇神社

境内奥に1社の末社があります。

御仮屋神社おかりやじんじゃ(お仮屋)
祭神:大口眞神おおくちのまがみ
御仮屋神社

境外社

近隣に以下の境外社があります。

氷川神社ひかわじんじゃ
祭神: 須佐之男命すさのおのみこと大己貴命おおなむちのみこと稻田姫命いなだひめのみこと
所在地:秩父市三峰
薬師神社やくしじんじゃ
祭神:大穴牟遲神おおなむちのかみ少名毘古那神すくなびこなのかみ
所在地:秩父市三峰
清浄宮せいじょうぐう
祭神:不詳
所在地:秩父市三峰
竃三柱神社かまどみはしらじんじゃ
祭神:火産霊神ほむすびのかみ奥津比古神おくつひこのかみ奥津比賣神おくつひめのかみ少彦名神すくなびこなのかみ
所在地:秩父市大滝696

祭事

以下は主な祭事です。

歳旦祭、元旦祈願祭
1月1日
節分追儺祭
2月3日
春季大祭
4月8日
奥宮山開祭
5月3日
大祓
6月30日
奥宮山閉祭
10月9日
冬季大祭
12月2日
大歳のまつり
12月31日
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