このウェブサイトはご利用の端末での閲覧に対応していません。
This website does not support your device.

三峯神社へ表参道から訪れる(1)

記事April 10th, 2019
Oct.3rd, 2018
奥秩父の三峰山、標高1102mに鎮座する三峯神社は古来から信仰を集めてきましたが、ロープウェイや道路が開通する前は歩いて参拝するほかありませんでした。古の参拝者たちが歩いた表参道から三峯神社を訪れます。
横画面での閲覧がおすすめです。
横画面での閲覧がおすすめです。
訪問日 時間帯 天気 季節 交通
平日
昼
晴れ 秋
公共交通

秩父神社、宝登山神社とともに秩父三社の一社である三峯神社は近年、関東最大のパワースポットとも呼ばれ、毎月1日にのみ頒布される『白』い『氣守』で有名ですが、江戸時代には参詣するための講が各地に組織されるなど、古くから多くの信仰を集めてきました。奥秩父の三峰山、標高1102mに鎮座する三峯神社に参拝するためには、今は自動車やバスで気軽に訪れることができますが、道路が開通したのは1966年、2007年まで運行していた三峰ロープウェイも開業は1939年でそれ以前は歩いて訪れるほかありませんでした。参拝者たちが歩いた道は“表参道”と呼ばれ、現在でも登山道として整備されていて歩くことができます。

古の参拝者たちが歩いた表参道を歩いて三峯神社を訪れました。

01

【メモ】秩父鉄道の終着駅、三峰口駅に到着しました。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

02

【メモ】秩父の山々に囲まれる静かな駅です。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

03

【メモ】こじんまりとした木造の駅舎は1930年の開業当初からのものです。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

04

【メモ】三峰口駅前。三峰口駅は三峯神社の最寄駅ですが20km以上離れています。近くには江戸時代には三峯神社への参拝客で賑わった宿場の贄川宿がありました。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

05

【メモ】駅前にはすぐにバス乗り場があります。三峯神社までの急行バスもありますが登山口まで行ければ良いので止まっていた大滝老人福祉センター行きのバスに乗り込みます。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

06

【メモ】登山口の最寄バス停である大輪バス停までは10分ほどです。車窓からは秩父の山々と崖下に流れる荒川が見えます。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

07

【メモ】大輪バス停でバスを降ります。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

08

【メモ】登山口の最寄バス停の大輪バス停。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

09

【メモ】バスには他の乗客はいませんでしたが、バス停にも誰もいません。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

10

【メモ】バス停にはハイキングコースの案内が掲示されています。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

11

【メモ】バス停から少し進むと一之鳥居、もしくは表参道鳥居と呼ばれる鳥居があります。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

12

【メモ】一之鳥居は三峯神社表参道への入り口です。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

13

【メモ】一之鳥居に掲げられた神額。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

14

【メモ】“明治廿年”と刻まれているように、一之鳥居は明治20年、1887年に奉納されました。もとは現在の三峰口駅近くにあった贄川宿にあり、1909年にこの場所に移されました。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

15

【メモ】一之鳥居の傍らには石碑があり、“右、大瀧村役場ヲ経テ中津川、両神村、群馬縣、栃本、長野縣ニ至ル”“左、三峯神社ヲ経テ白岩、雲採、東京府西多摩郡ニ至ル”と刻まれています。この石碑は1937年に建てられたものです。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

16

【メモ】『白』い『氣守』の頒布を休止するとの立て看板が至る所に立てられています。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

17

【メモ】一之鳥居をくぐるといくつかと店舗や宿屋が並びますが営業している様子がありません。この大輪の地は三峯神社の門前町として栄えましたが、道路の開通やこの先にあった三峰ロープウェイの廃止によってその賑いは過去のものとなってしまいました。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

18

【メモ】静な時が流れます。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

19

【メモ】三峯神社では狼を神の使いに定め、境内のいたるところに狛犬の代わりに狼像が見られますが、ここにも一対の狼像が鎮座しています。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

20

【メモ】左側の狼像。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

21

【メモ】一之鳥居を振り返ります。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

22

【メモ】坂を下っていくと朱色の橋が見えてきます。登竜橋です。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

23

【メモ】一軒だけ営業しているお土産屋があり、その傍らを通り登竜橋へ進みます。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

24

【メモ】登竜橋から見た荒川の下流。ここから東京にある荒川の河口までは約143.5kmです。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

25

【メモ】台風が通過してまだ数日で眼下は濁流が流れます。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

26

【メモ】上流側を眺めます。表参道はこの斜面に沿って登っていきます。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

27

【メモ】登竜橋を渡ると右へ道が続いていきます。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

28

【メモ】登竜橋の袂から見上げた表参道。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

29

【メモ】現在の登竜橋は3代目で1955年に開通した鋼製上路式2ヒンジトラスドアーチ橋です。初代の橋はいつ架けられたのか不明ですが、2代目の登竜橋は1914年に開通しました。現在のものは2代目のデザインを踏襲しています。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

30

【メモ】坂を上っていきます。“是より本社五十二丁”と刻まれた石碑があります。表参道には三峯神社までに52の丁目石が立てられており、参拝者はこれを数えながら山を登っていました。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

31

【メモ】石畳が濡れているうえ、落ち葉もあって足元はあまりよくありません。途中シャクナゲ園や竜門の滝、神庭洞窟を示す看板があります。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

32

【メモ】今回は訪れませんが、右へ別れていく道の先にあります。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

33

【メモ】またしばらくすると石畳の道が終わります。この場所には2007年に廃止されるまで三峰ロープウェイの乗り場がありました。三峰ロープウェイは一度架け替えられており、階段を上がった先に初代ロープウェイ乗り場が、右側に2代目のロープウェイ乗り場がありました。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

34

【メモ】階段を上がっていきます。左右には立派な灯篭が立ちます。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

35

【メモ】この先が表参道になっています。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

36

【メモ】初代ロープウェイ乗り場の跡地。初代ロープウェイは1939年に開業し、1964年に架け替えられるまで三峯神社へ多くの参拝者を運びました。整地された土地が何かがあったことを物語りますが、建物は何も残されていません。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

37

【メモ】眼下には荒川が流れます。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

38

【メモ】三峰ロープウェイはこの先へつながっていました。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

39

【メモ】ロープウェイ乗り場の跡地の横に表参道への入り口があります。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

40

【メモ】この先は舗装されていない登山道になります。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

41

【メモ】三峯神社へはおよそ3.2kmの道のりです。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

42

【メモ】いくらか整備されていてそれほど険しい登山ではありませんが、熊も出るのである程度の備えは必要です。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

43

【メモ】斜面に沿って続いていく登山道。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

44

【メモ】少し登山道を進んだところからロープウェイの乗り場の跡地を見下ろします。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

45

【メモ】一段下にもロープウェイの基礎だったものが見えます。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

46

【メモ】斜面が一部崩れています。慎重に通ります。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

47

【メモ】橋が見えてきました。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

48

【メモ】一つ目の橋です。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

49

【メモ】横の斜面から水が流れ出ています。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

50

【メモ】どんどん登っていきます。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

51

【メモ】苔が生えた倒木。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

52

【メモ】立派な木々が登山道を囲みます。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

53

【メモ】ところどころに木の実が落ちていて季節を感じさせます。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

54

【メモ】ところどころにベンチがあり休憩することができます。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

55

【メモ】木々の間を進んでいきます。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

56

【メモ】一部登山道を水が流れているところがありました。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

57

【メモ】2つ目の橋。簡易なつくりです。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

58

【メモ】残り2.4kmです。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

59

【メモ】短めの3つ目の橋。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

60

【メモ】斜面に沿って細い登山道が続いていきます。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

61

【メモ】眼下の大砥沢は荒川に流れ込みます。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

62

【メモ】4つ目の橋。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

63

【メモ】大滝村は2005年に秩父市と合併し、今はありません。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

64

【メモ】表参道のおおよそ中間地点に近づき、5つ目の橋と滝が見えてきました。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

65

【メモ】清浄の滝です。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

66

【メモ】清浄の滝の傍らにはいくつかの祠が祀られています。清浄宮です。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

67

【メモ】祠が並びます。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

68

【メモ】この場所はかつては三峯山の修験者の修行場でもあり、今でも神職が禊を行ったり、滝行のために訪れる人もいます。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

69

【メモ】清浄の滝は大砥沢にある落差約10mの滝です。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

70

【メモ】清浄の滝の横には東屋があり休憩することができます。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

71

【メモ】少し休憩して清浄の滝を後にします。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

72

【メモ】少し開けた場所を過ぎると再び坂道になっていきます。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

73

【メモ】表参道の入り口に“是より本社五十二丁”とありましたが、“第廿五丁目”、25番目の丁目石です。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

74

【メモ】このあたりから一気に急坂になり、どんどん標高が上がっていきます。はるか下に清浄の滝が見えます。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

75

【メモ】苔むした切り株から芽が出ています。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

76

【メモ】ところどころ丸太が積んであり階段状になっています。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

77

【メモ】切り株の間を進んでいきます。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

78

【メモ】東屋が見えてきました。薬師堂跡です。
【日付】2018.10.3 【場所】埼玉,秩父市

三峯神社への道のりは続きます。

一番上へ
トップにもどる
シェアする
シェアする
Facebookでシェアする
ツイート
Google+でシェア
Pocket
はてなブックマーク