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第二段~神代七代(1)

記事Nov.21st, 2020
神代七代が現れる話。
史料によって解釈が異なる場合があります。
史料によって解釈が異なる場合があります。

物語

本伝

次に現れた神は埿土煑尊うひじにのみこと沙土煑尊すひじにのみことです。それぞれ、埿土根尊うひじねのみこと沙土根尊すひじねのみこととも言います。

次に現れた神は大戸之道尊おおとのじのみこと、またある説では大戸之邊おおとのべとも言われます。そして大苫邊尊おおとまべのみことです。それぞれ大戸摩彦尊おおとまひこのみこと大富道尊おおとみぢのみこと大戸摩姫尊おおとまひめのみこと大富邊尊おおとみべのみこととも呼ばれます。

次に現れた神は面足尊おもたるのみこと惶根尊かしこねのみことです。惶根尊かしこねのみこと吾屋惶根尊あやかしこねのみこと忌橿城尊いみかしきのみこと青橿城根尊あおかしきねのみこと吾屋橿城尊あやかしきねのみこととも言います。

次に現れた神は伊弉諾尊いざなぎのみこと伊弉冉尊いざなみのみことです。

用語

登場する神様

埿土煑尊うひじにのみこと
埿土根尊うひじねのみこととも。沙土煑尊の兄。古事記では宇比地邇神うひぢにのかみ
沙土煑尊すひじにのみこと
沙土根尊すひじねのみこととも。埿土煑尊の妹。古事記では須比智邇神すひぢにのかみ
大戸之道尊おおとのじのみこと
大戸摩彦尊おおとまひこのみこと大富道尊おおとみぢのみこととも。大苫邊尊の兄。古事記では意富斗能地神おおとのじのかみ
大苫邊尊おおとまべのみこと
大戸摩姫尊おおとまひめのみこと大富邊尊おおとみべのみこととも。大戸之道尊の妹。古事記では大斗乃弁神おおとのべのかみ
面足尊おもたるのみこと
惶根尊の兄。古事記では於母陀流神おもだるのかみ
惶根尊かしこねのみこと
吾屋惶根尊あやかしこねのみこと忌橿城尊いみかしきのみこと青橿城根尊あおかしきねのみこと吾屋橿城尊あやかしきねのみこととも。面足尊の妹。古事記では阿夜訶志古泥神あやかしこねのかみ
伊弉諾尊いざなぎのみこと
伊邪那美神の兄。古事記では伊邪那岐神いざなぎのかみ
伊弉冉尊いざなみのみこと
伊邪那岐神の妹。古事記では伊邪那美神いざなみのかみ

他の用語

神代七代かみのよななよ
最初に現れた7世代の神々。古事記とは含まれる神々が異なる。

一書

第一の一書

物語

この二神は青橿城根尊あおかしきねのみことの子です。

用語

登場する神様
青橿城根尊あおかしきねのみこと
惶根尊かしこねのみことと同一視される。

第二の一書

物語

国常立尊くにのとこたちのみこと天鏡尊あめのかがみのみことを生みました。天鏡尊あめのかがみのみこと天万尊あめのよろずのみことを生みました。天万尊あめのよろずのみこと沫蕩尊あわなぎのみことを生みました。沫蕩尊あわなぎのみこと伊弉諾尊いざなぎのみことを生みました。

用語

登場する神様
国常立尊くにのとこたちのみこと
国土の永久性の神。古事記では国之常立神くにのとこたちのかみ
天鏡尊あめのかがみのみこと
国常立尊の子。
天万尊あめのよろずのみこと
天鏡尊の子。
沫蕩尊あわなぎのみこと
天万尊の子。
伊弉諾尊いざなぎのみこと
沫蕩尊の子。古事記では伊邪那岐神いざなぎのかみ
史料によって解釈が異なる場合があります。
史料によって解釈が異なる場合があります。
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