第一の一書
物語
天と地が分かれたとき、その虚空に言葉で表現することが難しい何かがあり、その中に神が現れました。
まず生まれたのは国常立尊です。国底立尊とも言います。
次に生まれたのは国狹槌尊です。国狭立尊とも言います。
次に生まれたのは豊国主尊です。豊組野尊や豊香節野尊、浮経野豊買尊、豊国野尊、見野尊とも言います。
用語
登場する神様
- 国常立尊
- 国底立尊とも。国土の永久性の神。古事記では国之常立神。
- 国狹槌尊
- 国狭立尊とも。古事記の国之狭土神と同一視する見方もある。
- 豊国主尊
- 豊組野尊、豊香節野尊、浮経野豊買尊、豊国野尊、見野尊とも。古事記の豊雲野神と同一視される。