中津宮は九州本土にある神湊港から7kmに浮かぶ宗像大島に鎮座し、海を隔てて本土にある辺津宮と向かい合っています。中津宮は宗像三女神の次女である湍津姫神を祀ります。
宗像大社中津宮を訪れます。
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宗像大社辺津宮の前にある“宗像大社前”バス停から再びバスに乗ります。
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乗車時間は10分ほどです。
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“神湊波止場”で降りると神湊港渡船ターミナルです。
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大島行きの乗船券を購入します。
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宗像市営渡船“おおしま”に乗り込みます。“おおしま”は2017年に就航したばかりの新しい船です。
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出航です。
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九州本土が離れていきます。
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およそ25分で宗像大島に着きます。
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着岸する前の船からは宗像大社中津宮の鳥居が見えます。
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大島港に着岸します。
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下船します。大島港までの渡船は1日7往復運航されています。
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大島港に係留されている“しおかぜ”。通常大島渡船は何往復かが“しおかぜ”で運航されいるようですがこの日は“おおしま”のみの運航でした。“しおかぜ”が使用される便の所要時間は“おおしま”よりも短い約15分です。
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大島港ターミナル。乗船券売り場、売店と観光案内所があり、ここで電動アシスト付きのレンタサイクルが借りられるのですがあいにくすべて貸出し中だったため徒歩で巡ることになりました。
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大島港の全景。
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大島港ターミナルから5分ほど歩くと宗像大社中津宮が見えてきます。左側が中津宮で道を挟んだ右側にあるのは蛭子神社でその奥には牽牛神社があります。こちらはまた後程訪れます。
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正面から見た宗像大社中津宮の入り口。
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中津宮の社号標。“官幣大社宗像神社”の字が刻まれています。
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一の鳥居。扁額には“中津宮”の字が掲げられています。“明治三十七八年”、“戦役記念”の字が刻まれていますが、“明治三十七八年戦役”とは日露戦争のことです。
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一の鳥居をくぐると二の鳥居があります。創建年不明のこの鳥居は風化が進んでいて鉄材で補強されています。
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参道の左側には織女神社があります。織女とは七夕伝説の織姫のことです。
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鳥居の先の急な斜面を登った先に小さな祠があります。
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織女神社の前には“天の川”と呼ばれる小さな川が流れています。
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“天の川”と参道を挟んだ反対側の斜面の上には牽牛神社があります。牽牛とは七夕伝説の彦星のことです。中津宮は“七夕伝説発祥の地”と言われ、毎年旧暦の七夕には七夕祭で賑わいます。
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参道に戻ります。
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参道を振り返ると参道が海へと続いていくのが見えます。海の向こうには辺津宮がある九州本土が見えます。
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参道は神池を越えていきます。
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神池の先に手水舎があります。
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参道は途中から急な階段になります。
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階段を登っていくと神門が見えてきます。
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階段から振り返った参道。
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木の合間から海が見えます。
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階段の頂上にある神門。
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神門の間から見える拝殿。
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神門の間から見た参道とその先の海。
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中津宮の拝殿です。
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拝殿の中には辺津宮と同じように“奉助天孫而 為天孫所祭”の神勅の扁額が掲げられています。
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拝殿の奥には湍津姫神が祀られる本殿があります。拝殿は1928年、本殿は1566年に造られたものです。
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本殿の右側には土俵と3つの末社が並びます。
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末社の示現神社、國玉神社、松尾神社。
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土俵のそばには三笠宮殿下御手植の“招霊の木”があります。
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招霊の木。オガタマノキはモクレン科の常緑樹で、“オガタマ”は神道思想の“招霊(おぎたま)”から転じたものです。オガタマノキは日本神話に登場したり、古くから神聖な木とされています。
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拝殿の右側から見た境内。
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拝殿の左側には御神木の大きな銀杏があります。
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本殿の左側の境内。こちらにも末社が3つ並びます。
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御神木の銀杏と拝殿と本殿。
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本殿の左側には末社の前戸神社、御衣代神社、御嶽神社が並びます。
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後ろから見た本殿。
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本殿の裏手には中津宮の裏側を通る道路につながる道があり、御嶽宮や沖津宮遥拝所方面へ向かうことができます。
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御神木の銀杏の傍らには授与所を兼ねた社務所があります。
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社務所では中津宮と沖津宮遥拝所の御朱印をいただくことができます。
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社務所の横には天真名井へつながる道があります。
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天真名井への階段を降りていきます。
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階段を一番下まで降りると御神水が湧く天真名井があります。
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天照大神と素戔嗚尊の誓約の時に天照大神が素戔嗚尊の十握劒を高天原にある“天真名井”の水で濯ぎ、噛み砕いて吹き出すと、その息の霧から田心姫神、湍津姫神、市杵島姫神の宗像三女神が生まれました。この井戸はこの神話の“天真名井”から名づけられています。
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カニが何匹か棲んでいるようでした。この水は大島の最高峰である御嶽山の源とし、境内を流れる天の川に注ぎます。
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天真名井からへの階段を下から見上げます。緑に包まれて水のせせらぎだけが聞こえる静かな場所です。
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再び拝殿と本殿。こじんまりしていますが辺津宮のものと似た造りです。
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中津宮の絵馬には天の川が描かれています。
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“福を釣り鯛”と釣竿で釣り上げる鯛みくじが2種類あります。
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恋みくじ。鯛ではなく“鯉みくじ”です。
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“一年安鯛みくじ”
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神門をくぐり参道を降りていきます。
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道路を挟んだところにある蛭子神社です。
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こじんまりした神社ですが立派な鳥居があります。
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こちらは須賀神社です。
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祠が並ぶ横に斜面を登っていく階段があります。
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階段の上にも祠が並びます。大歳神社と天満宮です。
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裏側一つだけ違う方向を向いている祠があり、こちらが牽牛神社です。
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牽牛神社は対になる織女神社の方向を向いています。
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牽牛神社の前から下を見下ろします。結構高いところにあります。
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海もよく見えます。
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海辺につくられたデッキから見た中津宮。宗像大社中津宮を後にします。
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次は宗像大島の北部にあり、沖ノ島を望む沖津宮遥拝所を訪れます。