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道を護る三姉妹降臨の地、宗像大社(1)~辺津宮

記事Jan. 9th,2019
Aug. 13th,2018
九州本土の辺津宮、宗像大島の中津宮、「神宿る島」とも呼ばれる沖ノ島の沖津宮の三宮に鎮座し、道を護る三柱の女神、宗像三女神を祀る宗像大社を訪れます。九州本土にある辺津宮編。
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訪問日 時間帯 天気 季節 交通
休日
昼
晴れ 夏
公共交通

宗像大社福岡県宗像市に鎮座する神社で、全国に6000以上ある宗像神社や厳島神社の総本宮となる神社です。九州本土にある辺津宮、宗像大島にある中津宮、沖ノ島にある沖津宮の三宮によって構成されます。特に沖ノ島は島全体が宗像大社の神領で“神宿る島”として古代から神聖な島とされてきました。

宗像大社は宗像三女神を祀り、その降臨の地とも伝えられます。海上交通の要衝に鎮座する宗像大社は古代から“道の神様”として崇敬されてきました。

宗像大社は2017年に登録された世界遺産、“「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群”の構成資産でもあります。

辺津宮は宗像大社の三宮のうち唯一九州本土にある宗像大社の総社で、宗像三女神のうちの市杵島姫神を祀ります。

宗像大社辺津宮を訪れます。

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【メモ】福岡市の博多駅から鹿児島本線で約30分の東郷駅に降り立ちます。宗像大社の最寄駅です。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】宗像大社の最寄駅らしく駅名標には鳥居が描かれています。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】ホームには宗像市内の観光マップがあります。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】東郷駅宗像大社口。宗像大社の世界遺産登録に合わせて2017年に駅舎が新しくなりました。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】駅前から宗像大社へ向かうバスに乗ります。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】およそ10分で宗像大社辺津宮の前にある“宗像大社前”バス停に到着します。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】バス停からすぐの角を曲がればすぐ辺津宮です。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】角を曲がらずそのまま道沿いに進むと一の鳥居があります。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】“総本宮 道乃神 宗像大社”の看板。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】一の鳥居を正面から。ここから参道が続きます。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】一の鳥居には“宗像神社”の神額。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】一の鳥居をくぐり参道を進んでいきます。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】宗像大社の社号標。“官幣大社宗像神社”の字が見られますが、“官幣”は消されています。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】参道を振り返る。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】二の鳥居。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】二の鳥居にも“宗像神社”の神額。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】二の鳥居をくぐると心字池があります。“心字池”というのは“心”という字をかたどった池であることに由来します。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】心字池には鯉がいて販売されている餌を与えることができます。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】心字池の鯉。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】心字池に架けられた太鼓橋を渡っていきます。この橋を渡るという行為には神前に向かう前に心を清める意味があります。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】太鼓橋から見た参道。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】太鼓橋を渡ると右側には祓舎があります。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】左側には手水舎があります。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】手水舎の中には大きな一枚岩の手水石があります。柄杓がなく直接手で水を受けます。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】手水舎を過ぎると神門があります。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】神門の右側に鎮座する狛犬。銅製です。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】神門の左側に鎮座する狛犬。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】神門の扉には宗像大社の表紋である菊花紋が見られます。天皇家との繋がりがある寺社によく見られる菊花紋が神紋となっているのは宗像大社に祀られる三神が天皇家を守護するよう神勅を受けて降臨したことによります。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】神門をくぐると拝殿と市杵島姫神が祀られる本殿があります。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】拝殿の内側には福岡藩3代藩主の黒田光之が奉納した三十六歌仙図扁額の複製が飾られています。奥には天照大神の神勅“奉助天孫而 為天孫所祭”の扁額が掲げられています。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】拝殿とその後ろにある本殿。社殿が造営されたはっきりした時期は不明ですが戦乱などによる破壊と再建を繰り返してきたとされています。現在の社殿は1557年に焼失した後に再建されたもので、本殿は1578年、拝殿は1590年に再建されました。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】屋根の曲線が特徴の優美な五間社両流造の本殿。流造では正面にだけ屋根を伸ばしますがこの本殿は後方にも伸ばした両流造です。五間は正面の柱間が五つある(柱が6本)ということです。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】朱色と白色のコントラストが美しい本殿は2013年に屋根と塗装の修復が行われました。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】本殿の屋根にも宗像大社の表紋である菊花紋が見られます。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】本殿の右側には御神木の楢の木があります。楢の葉は宗像大社の裏紋にもなっています。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】この御神木は推定樹齢550年と言われています。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】拝殿の右手には高宮祭場へと続く高宮参道の入り口があります。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】高宮参道から分かれていく道の先には蛭子神社があります。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】小さいながら鳥居もある蛭子神社。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】蛭子神社の隣には松尾神社があります。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】再び高宮参道を進んでいきます。この道は“鎮守の杜の道”とも呼ばれます。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】高宮参道を進んでいくと鳥居が見えてきます。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】鳥居の手前には“相生の樫”と呼ばれる御神木があります。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】この樫の木の2本の幹から伸びた枝が結ばれたようにつながっていて恋愛成就や夫婦円満にご利益があると言われています。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】高宮参道を進んでいきます。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】高宮参道は途中から階段が続きます。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】階段を上りきるといよいよ高宮祭場です。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】本殿から歩いて10分ほどのところにある高宮祭場は宗像三女神が降臨した場所と伝えられる古代祭場です。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】もともと神社の起源とされるのは祭事の時に設けた磐境や神籬から成る祭壇で常設の社殿はありませんでした。高宮祭場は下高宮祭祀遺跡と呼ばれる場所にあり、“昭和の大造営”の時に遺跡調査を踏まえて古代の祭場の形が再現されました。高宮祭場より奥には上高宮祭祀遺跡がありますがこちらは禁足地です。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】高宮祭場は古代の祭祀の場を間近にみることができる数少ない場所で、月次祭や高宮神奈備祭などの神事も執り行われています。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】高宮祭場には無人ですが授与所があり、高宮祭場でのみ拝受できる割符守をいただくことができます。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】高宮参道を戻っていきます。途中、遠くに玄界灘を望むことができます。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】階段を降りていきます。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】鳥居まで戻ってきましたがここで右に曲がります。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】本殿の裏手に当たるこの場所には第二宮(ていにぐう)と第三宮(ていさんぐう)があります。宗像三女神のうち田心姫神は沖ノ島の沖津宮に、湍津姫神は宗像大島の中津宮に祀られていますが、第二宮と第三宮にはそれぞれの分霊が祭られていて本殿と合わせて参拝することで三宮すべてを詣でたことになるとされています。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】右側には沖津宮の田心姫神の分霊を祀る第二宮。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】左側には中津宮の湍津姫神の分霊を祀る第三宮。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】第三宮の社殿を左側から。唯一神明造の第二宮と第三宮の社殿は伊勢神宮の第60回式年遷宮の際に内宮の別宮である伊佐奈岐宮と伊佐奈弥宮の古殿を下賜されそれぞれ再建したものです。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】第三宮の社殿の背面。2017年に第二宮と第三宮の修復が行われましたが、その際には伊勢神宮の第62回式年遷宮で下賜された古材が用いられています。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】再び高宮参道を本殿へ戻っていきます。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】本殿の周りを囲むようにたくさんの末社が並びます。22もの社殿に121もの祭神が祀られています。本殿に向かって右側の末社。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】本殿の裏手右側の末社。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】本殿の裏手左側の末社。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】本殿の左側の末社と絵馬が掛けられる絵馬堂。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】拝殿の左側、絵馬堂の横には神宝館へつながる道への入り口があります。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】神宝館への道も静かな森に包まれています。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】神宝館への道にある“三笠宮殿下応制歌歌碑”。沖津宮の学術調査を視察された感慨を詠まれた“沖ノ島 森のしげみの岩かげに 千歳ふりにし 神祭りのあと”が刻まれています。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】沖津宮のある沖ノ島は古代の祭祀遺物、石器や土器などが大量に出土し、“海の正倉院”とも呼ばれます。神宝館には沖ノ島で発見された貴重な出土品など8万点もの国宝が収蔵されていて見ることができます。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】時間の都合上神宝館を拝観できなかったので本殿へ戻ります。本殿を左側から。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】左側から見た拝殿。拝殿と神門の間には新しく屋根がかけられています。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】拝殿に向かって左側には儀式殿があります。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】神門をくぐり参道を戻ります。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】心字池に架けられた太鼓橋。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】一の鳥居まで戻ってきました。参道の先は福岡県道69号線になり、中津宮がある宗像大島への渡船が発着する神湊港へと続きます。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】参道の横には大きな祈願殿があります。各種祈願が執り行われるほか授与所や休憩所も兼ねています。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】辺津宮の御朱印は祈願殿でいただくことができます。御朱印には宗像大社の裏紋である“楢の葉紋”の印があります。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】辺津宮、中津宮、沖津宮の三宮それぞれの御神水を封入した神水守があり、沖津宮の神水守を拝受しました。沖ノ島は一木一草一石たりとも持ち出してはならないというしきたりがありますが、御神水だけは唯一持ち出すことができるのだそうです。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】世界遺産“「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群”。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

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【メモ】バスの時間が迫ってきたので宗像大社辺津宮を後にします。
【日付】2018.8.13 【場所】福岡,宗像市

次は渡船で渡った宗像大島にある宗像大社中津宮を訪れます。

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