七夕伝説
中津宮の境内には“天の川”と呼ばれる小さな川が流れていて、それを挟んで織女神社と牽牛神社が向かい合って建っていて縁結びにご利益があると言われています。
中津宮は“七夕伝説発祥の地”と言われ、毎年旧暦の七夕には鎌倉時代から続く七夕祭で賑わいます。
昔、唐の国に使えに行った貴公子が、織女を伴って帰国の途中、深い恋仲となったが、 それは果敢ないかりそめの縁で、二人は日本に着いて離ればなれになった。 それから貴公子は織女を想い日々を過ごしたが、ある夜、夢枕で神のお告げを受け、筑前大島の中津宮に来て、 天の川にたらいを浮かべ、水鏡に映る織女との逢瀬を楽しみに、神仕えの身になったという。