基本の情報 由緒と祭神 参拝する 境内のみどころ あれこれ 周辺のみどころ 海の道むなかた館 道の駅むなかた 神湊宗像神社 宗像大島 新原・奴山古墳群 宮地嶽神社 織幡神社 孔大寺神社 熊野神社・王子神社 関連記事 # 海の道むなかた館 海の道むなかた館は宗像大社辺津宮の隣にある宗像地域の歴史を紹介するための施設です。上陸が厳しく制限されて訪れることができない沖ノ島を体感できる3Dシアターがあります。 入館料無料。開館時間は9時から18時まで、月曜日は休館です。 辺津宮の祈願殿の前から見た海の道むなかた館 # 道の駅むなかた 道の駅むなかたは国道495号線の道の駅です。玄界灘から水揚げされた新鮮な魚介類や宗像産の旬の野菜などの特産品が販売されており、宗像産の食材を使用した料理を提供するレストランもあります。 営業時間は物産直売所は6月から9月までは8時30分から17時、10月から5月までは9時から17時、レストランと宗像観光おみやげ館は9時から17時までです。第4月曜日は休館です。 # 神湊宗像神社 宗像神社は神湊港を見下ろす草崎山の麓にある神社です。もとは津加計志神社がこの地にあったと伝えられていますが、現在は近くの茶臼山に移っています。 小さな祠だけの小さな神社ですが、宗像大社の頓宮とされていて、秋季大祭では海上神幸で神湊まで渡ってきた中津宮の湍津姫神と沖津宮の田心姫神が辺津宮の市杵島姫神と再会する頓宮祭が行われます。 # 宗像大島 宗像大島や筑前大島と呼ばれる大島は神湊港から約6.5kmの沖合に浮かぶ福岡県最大の離島です。 宗像大島 大島の最高地点である御嶽山の山頂では沖ノ島のものと同様の露天祭祀が行われていたとみられ、現在は山麓に宗像大社三宮の一つで、宗像三女神の次女である湍津姫神を祀る中津宮があります。 宗像大社中津宮 大島港から見た御嶽山 また、島の北部には上陸が禁じられた沖ノ島にあり、宗像三女神の長女である田心姫神を遥拝するための沖津宮遥拝所があります。 沖津宮遥拝所 沖津宮遥拝所から見た沖ノ島 自然豊かな島であり、福岡市や北九州市の日帰りが可能なことからレジャースポットとしても人気を集めています。 # 新原・奴山古墳群 新原・奴山古墳群は福岡県福津市にある5世紀後半~6世紀後半の古墳時代に築造された古墳群で、宗像三女神を祀っていた古代の豪族胸形氏一族の墓とみられています。津屋崎古墳群の一部であり、東西約800メートルの丘陵地に前方後円墳5基、方墳1基、円墳35基の計41基が現存しています。 2017年に“「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群”の構成資産のとして世界文化遺産に登録されました。 # 宮地嶽神社 宮地嶽神社は宗像市の隣、福津市に鎮座する神功皇后を主祭神として祀る神社です。宗像大社の旧境外摂社。神社正面から西側の玄界灘まで一直線に続く参道の延長線上に夕日が沈む“光の道”で知られます。 宮地嶽神社の社殿 宮地嶽神社の参道 # 織幡神社 織幡神社は玄界灘に突出した鐘の岬の佐屋形山にある武内宿禰、住吉大神、志賀大神を祭神とする神社です。宗像大社の旧境外摂社。延長5年(927年)にまとめられた延喜式神名帳にも記載され、宗像郡では宗像大社に次いで格式が高い神社とされました。 祭神である武内宿禰は神功皇后に仕えて三韓征伐を行った武人であり、征伐後は鐘崎に上陸し、歴代天皇に仕えた後に鐘崎に鎮座したと伝わります。 # 孔大寺神社 孔大寺神社は標高499mの孔大寺山の中腹にある大巳貴命、少彦名命の二柱の医薬祖神を祭神とする神社です。宗像大社の旧境外摂社。創立については不詳ですが、古くは宗像三宮、織幡神社、熊野神社とともに宗像六社の一つとされました。 孔大寺山の登山口に孔大寺神社の遥拝所があり、本社はそこから約800m、860段の石段がある登山道を登った先にあります。境内には福岡県の指定天然記念物に指定された推定樹齢300年の大銀杏があります。 # 熊野神社・王子神社 熊野神社は標高271mの許斐山の山頂近くにある伊弉冉尊、泉津事解男命、泉津速玉男命、宗像三女神、織幡大明神を祭神とする神社です。天安元年(854年)に和歌山県の熊野本宮から宗像大社の守護社として勧請した神社と伝えられます。 許斐山の山頂には熊野神社の奥宮であるとともに宗像大社の境外摂社である王子神社があります。祭神は素戔嗚尊です。眺望もよく、宗像四塚連峰や天候が良ければ玄界灘までを望むことができます。許斐山には宗像氏が築いた許斐城があり、山中にその遺構を見ることができます。