基本の情報 由緒と祭神 参拝する 境内のみどころ その他 宝満山十六詣り 紅葉上げ 杖道発祥の地 周辺のみどころ 関連記事 # 宝満山十六詣り 宝満山十六詣りは古くは江戸時代から昭和初期ごろまで行われていた成人儀礼です。太宰府地域の16歳になった男女が無事成人した奉告のため宝満山に登拝して願いを記した「こより」を山頂近くの木に結んで奉納するという習わしで、登拝した男子はお金に、女子は良縁に恵まれたと伝えられます。 宝満山十六詣りは2013年の千三百五十年大祭を記念して復興され、毎年4月に16歳を迎える男女が本殿に昇殿参拝した後に山伏の法螺貝の音を先頭に宝満山の山頂を目指します。 # 紅葉上げ 竈門神社の境内には300本以上の楓の木がありますが、これらの木々は古くから伝わる「紅葉上げ」と呼ばれる風習で植えられたものです。 太宰府地域では春に40歳の初老と60歳の還暦の年に太宰府天満宮でお祓いを受けた後で、街を練り歩き、牛が曳いて運んだ境内に梅の木を奉納植樹する「梅上げ」が行われていて、厄明けとなる翌年の春に竈門神社に楓の木を奉納植樹する「紅葉上げ」が行われます。 # 杖道発祥の地 杖道は江戸時代の剣客である夢想権之助が創始した神道夢想流杖術を起源とする武道で、杖(じょう)と呼ばれる木製の棒を用いて演武します。 宮本武蔵に敗れた夢想権之助は宝満山に籠もって修行をし、宮本武蔵と再度戦って勝ったと伝えられ、その後神道夢想流杖術を開きました。 竈門神社の境内には夢想権之助が祀られる夢想権之助神社があり、その傍らには杖道発祥之地の石碑が建立されています。 末社・夢想権之助神社