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参道
宝満山の桜は古くは和歌でも詠まれており、竈門神社の神紋にもなっているように桜は宝満山を象徴する木とされています。竈門神社の境内にも200本以上の桜の木が植えられており、春には美しく咲き誇ります。
また、参道をはじめとして竈門神社の境内には銀杏や楓など約300本の落葉樹があり、これらの木々は厄年に神前でお祓いを受けて境内に楓の木を奉納する「紅葉上げ」という地域の風習で植えられたものです。11月ごろになると色づいた紅葉が美しく境内を彩ります。紅葉の時期には期間限定で夜間のライトアップが実施され、夜も紅葉を楽しむことができます。
参道横には竈門山寺跡と推定される礎石群があります。南北8列、東西6列の合計48個の礎石が並んでおり、平安時代後期のものであるとみられています。
竈門山寺は最盛期には宝満山の山麓に300以上の宿坊がある盛大な寺院だったとみられ、遣唐使で大陸へ渡ろうとしていた伝教大師最澄もここで薬師仏を彫って祈りを捧げたと伝えられます。
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