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神仏習合の面影残る日光山内(3)~二荒山神社

記事Sep.5th,2018
Jun.13th, 2020
古代以来の山岳信仰を伝える二荒山神社、江戸時代の一流の建築や工芸の技術のすべてを持って造営された徳川幕府の聖地である東照宮、日光を開山した勝道上人の創建で1200年の法灯を伝えてきた輪王寺の二社一寺が共存し、かつての神仏習合の面影が残る日光山内を訪れます。二荒山神社編。
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訪問日 時間帯 天気 季節 交通
平日
夕方
くもり 夏
公共交通

二荒山神社は勝道上人が日光山を開山した翌年にあたる767年創建と伝えられる歴史ある神社です。二荒山大神と総称される大己貴命田心姫命味耜高彦根命の親子3神を祭神としています。三神は日光三山の男体山、女峰山、太郎山をそれぞれの依り代として祀られており、古来から山岳信仰が行われてきた日光三山を含む日光連山を広大な神域としています。祭神が夫婦神であることから良縁にご利益があるといわれており、恋愛のみならずあらゆるご縁を結ぶパワースポットとして近年人気のある神社です。

二荒山神社は日光山内にある本社と中禅寺湖畔の男体山登山口にある中宮祠、山頂にある奥宮の3か所に鎮座しています。今回訪れたのは本社です。

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【メモ】二荒山神社への参道である上神道を進んでいきます。杉に囲まれた上神道にはたくさんの石灯籠が並びます。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】上神道からの二荒山神社への入口となる楼門。この楼門は勝道上人の男体山登頂1200年を記念して1982年に建てられた比較的新しい門です。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】楼門には「正一位勲一等 日光大権現」の字が掲げられています。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】楼門をくぐり、二荒山神社へ入っていきます。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】この銅鳥居は1799年に建てられたものです。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】銅鳥居に掲げられている神額には「二荒山神社」の文字。社紋の左三巴が見えます。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】杉に囲まれた二荒山神社の境内。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】左側には二荒山神社の正面の入り口である神門があります。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】神門の両側には立派な杉の御神木がそびえます。境内から見て左側は夫婦杉です。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】境内から見て右側は親子杉です。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】神門の傍らにある手水舎。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】入母屋造の拝殿。この拝殿は徳川幕府によって新たに1619年に建てられたもので1645年に現在の場所に移築されました。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】拝殿の右にある社務所の前にはさざれ石があります。「君が代」にも登場するさざれ石は古くから神霊の宿る石だと信じられていて各地の神社でみることができます。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】二荒山神社の御朱印。御朱印は拝殿の右側にある社務所でいただくことができます。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】右側から見た拝殿。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】境内にあるパネル。巫女のキャラクターの「神尾明里」。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】拝殿の左奥には神苑があります。入るために拝観券を購入します。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】神苑に入ってすぐ左側にあるのは大山咋命を祀る末社の日枝神社。山の神様であるとともに健康の神様です。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】神苑に入ってすぐ右側には“幸運招き桜”があります。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】拝殿と同様本殿も徳川幕府によって1619年に建てられたもので1645年に現在の場所に移築されています。本殿周りには灯篭が並びますが、囲いがされている灯篭は“化け灯籠”と呼ばれる灯篭です。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】八棟造りの本殿は改修工事中で全容を見ることができませんが、一般の参拝者も登れる足場があり、改修工事の様子を見ることができます。今は見られませんが、本殿は拝殿とは対照的に彩色や彫刻などで優美な造りになっています。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】3基の神輿が安置される神輿舎。もとは1617年に東照宮の仮殿拝殿として造営されたもので現在の場所には1641年に移築されました。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】神輿舎の横には大国殿があります。二荒山神社の祭神の大己貴命の別名である大国主命が“だいこく”とも読めることから七福神の大黒天と同一視され大国殿に祀られるようになりました。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】本殿の横には御神木がそびえます。御神木の横にある鳥居をくぐった先には“縁結びの笹”と“子授け・安産の石”があります。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】境内で一番大きい立派な杉で樹齢は推定700年です。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】少名彦名命を祀る末社の朋友神社は学問と知恵の神様です。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】朋友神社のまわりにはたくさんのカエルの置物が置かれています。こちらは“知恵カエル”。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】“福カエル”と“根性カエル”、“ガマンカエル”、“よく考える”。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】両手で持って願いを一つだけ念じる“一言カエル”と「厄よ去れ!」と唱える“厄カエル”。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】朋友神社の横にある日光銭洗所。br> 【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】浄化・再生・幸運をもたらすと言われるこの水でお金を洗うと福が舞い込むと言われています。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】神苑の奥には二荒霊水があります。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】二荒霊泉は本殿の裏手にある恒霊山の洞窟から湧く薬師の霊泉と滝尾神社境内の天狗沢から湧く酒の泉の水を導いたものです。泉の脇にあるお休み処『あずまや』では霊水を使ったお茶やコーヒーを飲むことができます。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】こちらは“御神木胎内くぐり”です。胎内くぐりは“罪穢れを除き、魂を浄化し、新たに生まれ変わる、擬死再生の行”とされています。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】この御神木は境内にあった推定樹齢550年の杉が内部が空洞化して倒れる恐れがあったことから伐採されたもので、その幹を再利用して2017年にこの場所に置かれました。御神木の中を静かにくぐり、行人鈴を鳴らして願いがかなうように祈ります。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】こちらは二荒山神社から少し離れた山中にある下照姫命を祀る若子神社を遥拝するための遥拝所。下照姫命も二荒山神社の祭神の大己貴命と田心姫命と親子関係にあります。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】神苑の一番奥まで来ました。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】鳥居の先には二荒山神社の神体山である日光連山を遥拝するための日光連山遥拝所があります。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】日光連山遥拝所には日光連山を模した岩山があります。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】岩山の上には男体山と同じように剣が刺さっています。剣には邪悪なものを切り祓う霊力があると言われています。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】岩山に建てられている札には日光連山の山々の名前が書かれています。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】日光連山遥拝所から見た神苑の全景。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】神苑の入口へ戻っていきます。注連縄で結界が施されている一角は“高天原”と呼ばれる場所で神様が降り立つ神聖な場所です。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】大きな切り株から芽が出ています。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】神苑の入口近くにあるこの高野槙は弘法大師による手植えと伝えられている樹齢1000年以上の槇の木です。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】神苑を出ると、“良い縁狛犬”と名付けられた狛犬があります。2015年に世界遺産登録15周年を記念して奉納されました。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】こちらは八乙女神楽が奉納される神楽殿です。神楽殿の中には大きな“足尾の大国様”が安置されています。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】神楽殿の横にも立派な御神木の三本杉が立ちます。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】神門をくぐっていきます。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】二荒山神社の参道。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】境内を振り返ります。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】参道の横には“縁結びの御神木”があります。この御神木は杉に楢が宿り木になって一本の木となったもので「すぎ(き)ならいっしょに!」という看板に書かれているように縁結びにご利益があるとされています。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】この神門は楼門と同じく勝道上人の男体山登頂1200年を記念して1982年に建てられたものです。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】大鳥居をくぐります。大鳥居には重さ約100キロの大しめ縄が掛けられています。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】二荒山神社の正面にある大鳥居。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】二荒山神社の社号標。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

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【メモ】社紋の左三巴が掲げられています。
【日付】2018.6.13 【場所】栃木,日光市

最後の目的地、大猷院へ向かいます。

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