東照宮は江戸幕府初代将軍の徳川家康を神格化した東照大権現を祀る神社で、一般には日光東照宮と呼ばれますが地名を付けない東照宮が正式な社名です。徳川家康が元和2年(1616年)に駿府城で死去するとその遺体は、「久能山に納め、一周忌が過ぎたのち、日光山に小堂を建てて勧請し、神として祀るよう」にという遺言に従って久能山に埋葬され、それと同時に日光山への神社造営が進められました。家康の死の1年後にあたる元和3年(1617年)に遷座祭が執り行われ、東照社として鎮座したのが東照宮のはじまりです。日光の地を選んだのは、江戸から見て北辰(北極星)の方向にある日光から徳川幕府の安泰と日本の恒久平和を守りたいという家康の思いがあったためと言われています。鎮座した当初は簡素な造りでしたが、3代将軍家光が敬愛する祖父家康のために行った「寛永の大造替」によって現在みられるような豪華絢爛な社殿に作り替えられました。
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輪王寺の三仏堂を出るとすぐに多くの人で賑わう東照宮の参道です。
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この参道は奥に向かって幅が広くなるようにできており、近く感じた鳥居が歩いてみるとやけに遠く感じ、また鳥居から参道を振り返ると参道が長く見え、「ずいぶんと遠くまで来た」とありがたみが増すようにできているのだそうです。
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参道の途中には標高634m地点があり、この場所が東京スカイツリーと同じ高さであることを示す看板が立っています。
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まもなく東照宮の境内です。
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東照宮の社号標。徳川家の家紋である三つ葉葵紋が見られます。
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鳥居の手前の石段は参道とは逆に奥に向かって幅が狭くなるように作られており、遠近法によって鳥居がより大きく荘厳に見えるようになっています。
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>この石鳥居は鎮座翌年の1618年に福岡藩主黒田長政によって奉納されたもので、石材は福岡県の可也山からはるばる小山まで船で運ばれたのち陸路を人力でこの地まで運ばれてきました。
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石鳥居をくぐっていきます。
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この石鳥居は高さ9.2mあり日本三大石鳥居にも数えられています。鳥居に飾られている神額は畳1枚ほどの大きさがあります。
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石鳥居を振り返ります。
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石鳥居をくぐると左側に五重塔があります。
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高さ約35mあるこの五重塔はもともとは小浜藩主酒井忠勝によって1650年に奉納されたものでしたが1815年に火災により焼失したため1818年に同藩主酒井忠進によって再建されました。
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一般にお寺にある五重塔が東照宮にあるのは二社一寺が一体として信仰されていた神仏習合の名残です。
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東照宮の最初の門である表門です。石段の下には拝観券の販売所があります。この表門から先は拝観券が必要です。
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拝観券を購入します。
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表門の中には表面には仁王像が、背面には唐獅子が鎮座しています。
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多くの人で賑わう東照宮の境内。
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表門をくぐってすぐ左側には神馬をつなぐための神厩舎があります。神厩舎には人の一生を風刺した8枚の猿の彫刻が飾られていてそのうちの1枚が有名な三猿「見ざる、言わざる、聞かざる」です。
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1枚目は赤子の時期を表現しています。母猿が小猿の子育てをしているところが描かれており、母猿の目線の先にはビワの実とたなびく雲があり、子猿の未来が明るく実りあるものであることを祈っています。小猿が親に愛されて成長することを意味しています。
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2枚目は有名な「三猿」で幼少期を表現しています。幼少期は何でも興味が湧いて吸収する時期ですが、「世の中の悪いことを見たり、言ったり、聞いたりしないで、良いことだけを受け入れて素直な気持ちで育つのが良い」という意味と「余計なことを聞いても見ても、むやみに口にして他人に言ってはいけない」という意味であるという2説があります。
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3枚目は独り立ちを表現しています。ゆっくり腰を落ち着けてこれからの人生を考えている様子を描いていて、しっかりと自分の人生を考えて独り立ちしなければいけないということを意味しています。
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4枚目は青年期を表現しています。大きな志を抱いて天を仰いでいる様子を描いていて、青い雲は徳を磨いて立派な人物になろうとする心を意味する青雲の志を表し、志を大きく持って高い所を目指すのが良いということを意味しています。
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5枚目は挫折と友情を表現しています。挫折を味わい下を向いている猿と励ましている猿と崖を飛び越えようとしている猿が描かれており、仲間がいればまた立ち上がって困難を越えられることを表しています。人生を生きていくうえで仲間が大事であるということを意味します。
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猿の彫刻は神厩舎の側面にも続きます。
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6枚目は恋に悩む様子を表現しています。恋に落ちて、座り込み物思いにふける様子を描いています。
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7枚目は結婚を表現しています。やがて良い伴侶を得た猿には青い波が表すように人生の荒波が現れますが、二人で力を合わせれば乗り越えられるということを意味しています。
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8枚目は妊娠を表現しています。小猿だった猿が身ごもった様子を描いています。やがて母猿になり、1枚目の場面に戻り、人の人生が続いていくことを意味しています。
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神厩舎の向かいには三神庫があります。表門に近い方から下神庫、中神庫、上神庫の3つの神庫が並び、合わせて三神庫と呼ばれています。渡御祭の装束や祭器が収められています。
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上神庫には「想像の象」と呼ばれる象の彫刻があります。この彫刻の下絵を描いた狩野探幽が本物の象を知らずに描いたところからこの名前がついたと言われています。
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神厩舎と三神庫を過ぎると陽明門が見えてきます。
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陽明門の手前にある水屋は佐賀藩主鍋島勝茂によって奉納されたもので柱は水がかかって腐らないように花崗岩で作られています。
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水屋は水を司る霊獣である飛龍や波など水に関係した彫刻で彩られています。
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水屋の隣には輪蔵があります。輪蔵は経典を収納しておくための経蔵です。内部は公開されていませんが8角形をした回転式の書架があり、天海僧正のお経が収められています。仏教の経典を収めておくための経蔵は本来お寺にあるものですが神仏習合の名残で東照宮に残っています。
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二ノ鳥居となる唐銅鳥居です。唐銅鳥居から奥にある陽明門、さらにその奥にある本殿を結んだ線上に北極星が見えるように配置されています。
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唐銅鳥居は日本で初めて作られた青銅製の鳥居で高さ約6mあります。徳川家の家紋である三つ葉葵紋が見られます。
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唐銅鳥居をくぐると陽明門です。豪華絢爛なこの門は江戸時代の建築、工芸、彫刻、絵画のすべてをもって建造された最高傑作です。
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陽明門の前には釣り鐘を収める鐘楼と太鼓を収める鼓楼が左右対称に建っています。こちらは左側にある鼓楼です。
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高さ約11mで現在のものは他の社殿と同様1636年に寛永の大造替で建て替えられたものです。
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陽明門は508もの極彩色の彫刻で覆われており、日が暮れるまで見ていても飽きないということから「日暮御門」とも呼ばれます。
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陽明門は2017年までに「平成の大修理」によって約4年かけて修復され、建造当初の美しく豪華絢爛な陽明門が蘇りました。
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陽明門には1対の随身像が安置されています。随身像はお寺の仁王像と同じ役割を持ち、神に仕えて神を守護します。門の左右に左大臣と矢大臣がそれぞれ安置されていて、こちらは矢大臣です。一説には明智家の家紋である桔梗紋が見られることから明智光秀を模した像なのではないかとも言われています。
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背面には唐獅子が安置されています。一般に唐獅子と角がある狛犬の一対を総称して狛犬と呼びますが、この陽明門のものは両方とも角がない唐獅子です。
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陽明門は背面も美しい彫刻に覆われています。なお、東照宮の社殿には霊獣、花鳥、植物、動物、地紋、人物といった数々の彫刻が見られますが、人物の彫刻はこの陽明門と次にある唐門にしか見られません。
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陽明門の背面。
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陽明門をくぐるとすぐに御本社の入り口となる唐門があります。唐門は陽明門とは対照的に貝殻をすりつぶした胡粉で白く塗られた小さな門ですが繊細な彫刻が施されています。
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唐門は江戸時代には将軍に拝謁できる身分の幕臣や大名のみくぐることが許され、現在でも大きな祭典の時に国賓に相当する参拝者だけ使うことができます。そのため一般の参拝者は横にある昇降口から入ります。御本社はまだ「平成の大修理」の途上で足場で覆われています。なお、内部は写真撮影できません。
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御朱印は御本社の向かい側、陽明門の左側にある授与所でいただくことができます。陽明門の改修工事の竣功記念ステッカーもいただけました。
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御本社に向かって右側には奥宮への参道の入り口があります。
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廻廊をくぐると奥宮への参道です。
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廻廊の頭上には有名な眠り猫の彫刻があります。「家康を護るために寝ていると見せ掛け、いつでも飛びかかれる姿勢をしている」という説と、裏側に雀が舞っている彫刻があることから「猫が眠り、雀も安心して遊べるほどの平和」を表しているという説があります。
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眠り猫の下をくぐると坂下門があります。坂下門から先は江戸時代には時の将軍しか踏み入れることが許されず、坂下門も将軍の参拝時以外は閉ざされていたことから「不開門」とも呼ばれました。
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奥宮へと続く奥社参道。この参道の石柵は切り出した石を組み合わせたものではなく、1枚の岩から削り出して作られています。
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坂下門から奥宮までに207段もの石段があります。その石段も1段ずつ1枚の岩を加工して作られています。
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奥宮が見えてきました。
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長い階段を上った先には奥宮の唐銅鳥居があります。
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この鳥居をくぐると東照宮で最も重要な奥宮があります。
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鳥居をくぐると数段の石段の上に拝殿があります。
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石段の傍らに鎮座する狛犬。
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奥宮の拝殿はかつては将軍のみが昇段することが許された場所です。黒漆が塗られ、細部に金の装飾が施された落ち着いた雰囲気です。中に入ることはできませんが、内部は外観とは対照的に極彩色で彩られています。
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拝殿の裏手には奥宮宝塔へと続く鋳抜門があります。この鋳抜門は唐銅製で、名前の通り扉部分以外は鋳型に溶かした金属を流し込み、固まった金属を棒状のもので突いて取り出す「鋳抜き」と呼ばれる技法で作られています。
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鋳抜門の先にある奥宮宝塔は徳川家康の墓所です。当初は木造でしたが、1641年に石造りに改められ、その後地震により倒壊したため1683年に現在ある唐銅製のものが建てられました。
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この宝塔の下に家康の遺骨が納められた神柩があると伝えられます。創建以来一度も開けられたことはありません。
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奥宮宝塔の脇には叶杉があります。
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叶杉は樹齢約600年で願い事をこの杉の祠に向かって唱えるとその願い事がかなうといわれています。
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奥宮を一周し、参道を戻っていきます。
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石段の途中からは下に東照宮の御本社が見えます。
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坂下門です。
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御本社の前へ戻ってきました。
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御本社に向かって左側には春秋渡御祭に使われる3基の神輿が収められている神輿舎があります。
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陽明門をふたたびくぐります。
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陽明門をくぐると右側に鳴き龍の天井画で知られる本地堂があります。東照大権現の本地仏に当てられた薬師如来をご本尊に据えて祭祀していることから薬師堂とも呼ばれます。この本地堂は1961年に火災によって焼失したのち復元されたものです。仏像を祀っていることからわかる通り本地堂はお寺で輪王寺の一部とされています。
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本地堂の天井に描かれた8mもの大きさの龍が描かれており、その龍の頭の下で拍子木を打つと「キーン」という甲高い音が反響して龍が鳴いているように聞こえることから鳴き龍と呼ばれています。なお、内部は写真撮影できません。
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本地堂の中でいただける御朱印。
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陽明門の前から境内を眺めます。
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東照宮の境内には奉納された100基を超える灯篭が並びますが、陽明門の傍らには伊達政宗がポルトガルから鉄材を取り寄せて造らせた特徴的な南蛮鉄燈籠があります。
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夕方になり参拝者も少なくなってきた東照宮の境内。
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表門をくぐり、東照宮を後にします。
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表門をくぐってすぐ右側、二荒山神社への参道を進んでいきます。
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次は二荒山神社へ向かいます。